[装置概要] レーザーラマン分光光度計
     機種:日本分光 NRS-1000型

レーザーラマン分光光度計では可視光領域(本装置は532nm)のレーザー光を試料(固体、液体、気体)に照射し、その時の散乱光を測定する。散乱光には分子振動に基づく成分が含まれているため、試料中の分子の結合状態についての情報を得ることが出来る。


日本分光 NRS-1000型
[日本分光NRS-1000の特徴]
  シングルモノクロメーター
    スペクトルを高感度で測定することが出来ます。ただし、分解能はマルチモノクロメータにと比べて低くなります。
半導体レーザー光源
    グリーンレーザー(532nm)です。
Windowsによる操作
    測定はパソコンのWindows画面から簡単に操作できます。データはJCAMP-DXやテキスト等の形式で持ち帰ることが出来ます。
本装置には1ミクロンまでの顕微システムが付属しております。
[測定法概略]
  レーザーラマンではレーザーを光源とする可視光~紫外光領域の光の散乱を測定します。光が散乱されるとき、ラマンシフトと呼ばれる散乱光の波長のシフトが起こります。ラマンシフトの量、強度から分子振動や分子の結合状態の情報が得られます。ラマンシフト量は赤外線(IR)スペクトルと同様に数cm-1~数1000cm-1の範囲ですが、両者の機構は全く異なり、それぞれの散乱、吸収は相補的な関係にあります。
[注意事項]
 
  1. 光学系には高感度ミラーを用いています。蒸気が発生する物質の測定はミラーの感度を落としますので禁止です。液体試料、蒸気圧を持った試料はガラス容器等に密閉して測定して下さい。
  2. 使用後は装置の原状復帰をお願いします。
  3. 装置のトラブルがありましたら、速やかに担当教員または担当技術職員に連絡してください。
  4. データのハードディスクへの保存は所定のフォルダへお願いします。このフォルダは時々クリーンアップしますので、FD等へのバックアップは各自でお願いします。



管理責任者:応用物質化学専攻  教  授  薩摩 篤  内線 4608
管理担当者:応用物質化学専攻  教  授  薩摩 篤  内線 3331
担 当 者:技術センター  技術職員  西村 真弓  内線 4555



利用手続

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