熱分析装置 利用案内


管理責任者:応用物質化学専攻  教  授  大槻 主税  内線 3343
管理担当者:技術センター  技術職員  鳥居 実恵  内線 4555
技術センター  技術職員  西村 真弓  内線 4555
技術センター  技術職員  林 育生  内線 4555



[機 種]
  島津製作所 DSC(示差走査熱量計)-60A
島津製作所 TG-DTA(示差熱・熱重量同時測定)-60AH
島津製作所 TMA(熱機械測定)-60HS
[機器説明]
  熱分析装置は加熱炉の中に試料を入れ、測定試料と基準物質との熱量の差を測定することで様々な物性の変化を調べる手法であり、どのような物性の変化を検出するかによりいくつかの測定法に分類されます

DSC(示差走査熱量測定):一定の熱を与えながら基準物質と試料の温度を測定し、試料の熱物性を温度差として捉え試料の状態変化による吸熱反応や発熱反応を測定する装置

TG-DTA(示差熱/熱重量測定):一定の熱を与えながら基準物質と試料の温度を測定し、試料の質量(あるいは質量変化)を温度(あるいは時間)の関数として測定する装置

TMA(熱機械測定):静的な一定荷重のもとで加熱しながら,試料に起こる膨張・収縮・または針入等の変形及びその変形量を測定する装置
[利用方式]
  ユーザー測定:利用講習会の受講者による測定
TG-DTA測定で500℃以上の測定をご希望の方はアルミナセル(又は白金セル)を各自準備して下さい
アルミナセル;単価3,300円(SHIMADZU, 部品番号201-54321)
[利用料金]
  DSC-60A  測定1時間あたり 900円(学外者1,120円)

DTG-60AH 測定1時間あたり 1,100円(学外者1,250円)

TMA-60HS 測定1時間あたり 900円(学外者1,120円)

*2017年7月より競争的資金等での支払いが可能となります
[測定予約方法]
  名古屋大学 設備・機器共用システムから予約する

施設名:集積共用施設(分析系2)工学研究科、装置ID=88, 89, 90
https://es.tech.nagoya-u.ac.jp/public/php/mkgKikiSearchTop.php

初回利用時は上記システムから利用者登録の上、利用資格申請をしてください
申請後、設備管理者から利用講習会の日程案内があります




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