装置概要

機種:GBC OptiMass9600

ICPイオン化法とTOF型質量分析装置を組み合わせた元素分析装置であり、広いダイナミックレンジを保ちつつ、 飛行時間型ならではの分解能、質量数1~260の同位体を含む全元素完全同時測定が可能

GBC OptiMass9600

仕様

測定範囲 質量数1~260
分解能 600(5Li測定時)~2000(238U測定時)
ダイナミックレンジ 107以上 (検量線の相関関数: r >0.999)
バックグラウンド 1~3 cps/mass 以下
検出限界
※代表的な元素についての
GBC公称値
<1 ng/L(V, Mn, Co, Rb, Sr, Sr, Y, Zr, Nb, Rh, Ag, In, Sc, Ba, Ce, Tb, Ho, Ta, Pb, Bi, U)

<10 ng/L(Li, Mg, Al, Ti, Cu, Ga, Mo, Pr, Nd, Re, Pt, Au)
注意事項

  1. ppbオーダーの測定となるため、濃い試料には適用できません(上限500ppbまで)
  2. 検量線作成用標準液は利用者でご準備ください
  3. 全ての試料(標準液含む)に内部標準元素を同体積加えてください
  4. 測定後の液を持ち帰っていただくため、廃液ボトルを持参してください
  5. フッ化水素酸が入っている試料には適用できません

利用方式

依頼測定:事前打ち合わせにて試料内容、ご要望を確認させていただきます

利用料金

依頼測定:測定1時間あたり 9,500円 (工学部所属 7,600円、学外者 30,200円)

依頼方法

担当者(西村)まで下記情報を添えてメールにてお申し込みください

  1. 試料情報(マトリックス含む)
  2. 測定希望元素
  3. 打ち合わせ希望日時

担当者

管理責任者:応用物質化学専攻 教授 大槻 主税

連絡先:
全学技術センター 技術職員 西村 真弓
[内線] 4555
[e-mail] ihayashi【a】etech.engg.nagoya-u.ac.jp

*【a】を@に置き換えてください。

設置場所
工学部3号館113室