装置概要

機種:大塚電子株式会社 ELSZ-1000Z


溶液中の粒子に電場をかけると、粒子が持つ電荷に応じた電気泳動が観測されるため、この電気泳動速度からゼータ電位を算出する。

大塚電子株式会社 ELSZ-1000

仕様

光学系 レーザードップラー法(電気泳動光散乱法)
光源 高出力・高安定化半導体レーザー
セル ゼータ電位用:標準セル、平板セル
温度 10 ~ 90℃
測定項目

  1. コロイド粒子の分散・凝集性、相互作用、表面改質の指標となるゼータ電位を電気泳動光散乱法で測定
  2. 平板試料用セルを用いた平板・フィルム状サンプル測定にも対応
    ※サンプルサイズは最大寸法:37×16(mm)、最小寸法:33×14(mm)、厚み:5 mm以下
    ※10mM NaCl溶液の準備が必要

注意事項

  1. 廃液ボトルを持参して、測定後の廃液はお持ち帰りください
  2. 平板セル使用時は、共用のモニター粒子液を10mM NaCl溶液で300倍希釈して使用します。1測定当たり2~3 mL使用するため、必要量を当日調製していただきます

利用方式

直接測定:利用講習会の受講者による測定

利用料金

直接測定:1時間あたり 700円 (運営費交付金のみ)

依頼方法

担当者(西村)まで下記情報を添えてメールにてお申し込みください

  1. 試料情報および形状
  2. 分散媒の種類(溶液の場合のみ)
  3. 講習希望日時(複数)

担当者

管理責任者:応用物質化学専攻 教授 大槻 主税

連絡先:
全学技術センター 技術職員 西村 真弓
[内線] 4555
[e-mail] nishimura【a】etech.engg.nagoya-u.ac.jp

*【a】を@に置き換えてください。

設置場所
工学部3号館118室